とやま呉西圏域都市圏ビジョン

1 都市圏ビジョン策定の趣旨

人口減少・少子高齢化が進行する昨今の社会情勢の中、地域の再生、創生を果たすには、一定の規模と都市・生活機能を包括する広域的な地域において、人口や活力ある社会経済を維持することが重要です。

本圏域を構成する富山県西部6市は、古くから呉西と称され、加賀藩に色濃く影響を受けた文化圏や、通勤・通学などによる一体的な経済・生活圏を形成してきました。しかし、全国的に急速な人口減少が進む中、本圏域では全国平均を上回る速度で高齢化が進行していることなどから、圏域の活力を将来的に維持・向上するためには、圏域ネットワークの一層の強化を図り、地域経済の活性化や交流人口の拡大、定住の促進を図っていく必要があります。

このことから、とやま呉西圏域では、平成27年8月に県西部6市長による富山県西部圏域連携都市圏形成推進宣言を行い、翌28年10月3日には6市が連携協約を締結し、「とやま呉西圏域連携中枢都市圏」を形成。同日付で具体的な取組を示す都市圏ビジョンを策定しました。

本ビジョンは、圏域を構成する6市が持つそれぞれの個性・特性を活かし、圏域の発展に向けた新たな取組やこれまで進めてきた連携を更に深めることにより、圏域全体の経済成長や住民サービスの向上につなげる、中長期的な「圏域の将来像」を示す戦略として策定するものです。

2 連携中枢都市圏の名称及び構成自治体

(1)連携中枢都市圏の名称

とやま呉西(ごせい)圏域

 

(2)連携中枢都市圏の構成自治体

高岡市、射水市、氷見市、砺波市、小矢部市、南砺市

とやま呉西地域全体図

とやま呉西地域全体図

3 計画期間

【第1期】2016年度(平成28年度)から2020年度(令和2年度)の5年間

【第2期】2021年度(令和3年度)から2025年度(令和7年度)の5年間